2017年 07月 20日
写真は宝物
昨年は時間がなくてゆっくり鑑賞できませんでしたが、今年は約2時間のんびり鑑賞!
お金払って2時間映画を観るよりこの写真展は面白かった!
当然一枚一枚の写真に同じものはなく、微笑ましい写真を観て一人でニヤニヤしたり
これどうやって撮ったかな~、と真近でじっくり鑑賞したり、今後の撮影方法の参考に
なったり、やはり写真って奥深く良いものだと改めて感じます。
今回特に印象に残った作品は、タイトル「今は亡き母と私」40年前に撮影した親子の
微笑ましい写真
おそらく出展した作家さんが生まれた直後に今は亡きお母さまが作家さんを抱いて満面の
笑顔で写っている作品です。
写真は時代の記録・アート・芸術を生み出すツールだけど、撮った写真を何十年後に見た
人の記憶をよび覚ませる素晴らしいタイムマシーンであると僕は思っています。
我が家でも数年前に空き家になった実家を片付けていた時に古いモノクロのハーフサイズ
のネガフィルムが大量に見つかりました
劣化しているネガもあったけど、ライトを照らして観てみると兄や姉が幼い頃と思われる
ピントの合っていない画像が写っていました、おそらく僕の母が子供の記録写真を撮って
いたようです
ところが、母自身は写真に写るのが大っ嫌いだったので母と子供たちが写っている写真が
一切無い。
そんな片付けの最中に母方の叔母が一枚のふくよかな女性のポートレート写真を持って
見せてくれた
誰だかわがるか?
兄は何となくわかっていたようでしたが、姉と僕は誰だかわからないと答えた
だけど、何となく見た事があるような人物?
叔母が一言、お前たちの母が19歳の頃の写真だよ!
私が大切に持っていだんだよ。
写真に写るのが大っ嫌いな母でしたが、19歳の母の写真は、優しい笑みをうかべ
幸せそうに写っていました
きっとお見合い写真用に撮ったのかなー 兄と冗談を言ってその場が和みました。
今では母の19歳の写真として大切な宝物になりました。
今回の50000人の写真展を鑑賞して感じた事は、ただ一つ
『写真は宝物』
皆さんも宝物をたくさん撮ってください。 tokoma
デジカメWatchの50000人の写真展記事→ここ
※今年参加できなかった皆さま、1コイン(500円)でこの写真展に出展できますよ!
私の作品は、9月1日~3日に札幌会場で展示されます!!札幌遠足企画しちゃう!
まさにその通りっ!!
だから、何気ない一瞬、そんな一瞬を皆さんにも撮りためていただきたいです!
自分の家族写真もプリントし、分厚い工事写真用アルバムに綴じてます。
一コマ一コマにコメント書き込めるので便利なんですよね。
デジタルデータをPCで見る、ではなくプリントをアルバムにしてるのがポイント。
たまに子供が引っ張り出してきて姉妹で楽しそうに見てる姿を見ると
あぁ、プリントってやっぱりいいなぁと思います。
本当にいろいろな人たちの歴史や大切なものが詰まった展示でしたね。
海外の人たちからも東京にエントリーがあって、また面白かったです。
気軽に写真が撮れるようになったからこその、プリントで見る贅沢な空間でしたね。
どうか来年はtokomaさんが東京にも出してくれますように・・・。
うちも自分のスナップは、少ないですね…(カメラマンの宿命? ^^;)
特に、娘と一緒に写っている写真は貴重かも。
なので、なちゅフォトのメンバーが写真展やイベントで撮ってくれた写真は宝物です。
皆さんお上手だし、撮り手によって個性があるのが、私にとっては更なる付加価値でもあります ( ˊᵕˋ* )